お茶の声が聴こえるか

ジャパンレールウェイ

僕はよく、電車に乗る。

 

それはもちろん都会暮らしならではの車を持てないだとか、仕事で使うだとか、経済面での理由もあるのだけれど、とはいえ僕は子供の頃から電車が好きだった。まず最初に蒸気機関を好きになった。機関車トーマスとかいう、汽車にデカイ人面を貼り付けた人面車とも言えるような彼らの名前を僕は全て暗記していた。ゴードンはすっごい早くてすき、エドワードは親切で優しい、パーシーはなんか可愛い、そして特にジェームズは赤くてオシャレなのが好きだった。

 

…。

 

鉄道といえばJRだけれど、どうしてJRばかりこんなに普及しているのか不思議に思ったこともある。結局それはJRの前進が国鉄…国家ぐるみの大業だったからに違いないのだけれど、じゃあその他の私鉄と呼ばれる小さな鉄道は一体なんなんだろう。サーハンデルとかみたいなもん?

 

JRも私鉄も、同じくらい僕は利用する。とはいえ、やっぱりなんとなく私鉄を使うときはローカルな感じがするし、JRとは一線を画すところがあるんだろうなあと感じていた。

 

ところで、お恥ずかしいこと(?)に今日、初めて東西線に乗った。東西線東京メトロの一つで私鉄なのだけれど、当然その輪の中で完結している路線だと思っていたし、実際にそうである。けれど、この路線は高円寺や中野を通過するときにJRの路線と合流する。この経験は僕にとって思いもよらないことだった。DCとマーヴェルがコラボしたような、あるいはスクエアとエニックスが合併したあの時のような感覚だった。

 

当たり前なことなんだけど、強い二人が手を組むと、とっても強い。

 

前は俺がやる、後ろを頼んだ…そんな背中合わせの関係をJRと東西線に感じたっていう、ただそれだけの日記なんだけど、こんな最強タッグを見つけたらこちらの宛先まで応募してほしい。